通所リハビリでは転倒予防を目的とした集団体操(グループ訓練)を実施しています。
その中でも椅子に座ったまま行える体操を紹介したいと思います。
今回は背中、体幹の体操です。
まずは背中の体操です。
両腕を足元まで下ろします。
その後、両腕を上げます。
※背中から腰の筋肉に負荷をかけていきます。肩・腰に痛みまたは制限のある方は可能な範囲で行ってください。また麻痺のある方は手を組んだ状態で行ってください。
次に体幹の体操です。
下の図のように両腕を挙げます。
※腕が挙がりづらい方は手すりまたは椅子につかまった状態で行ってください。
両腕を挙げた状態から体を右に捻ります。(10秒キープ)
そしたら反対にも捻ります。(10秒キープ)
※体を捻るとき腰が痛くならない様に行ってください。
最後に重心移動の体操です。
右手を右側に伸ばします。
※この時、腕だけでなく体も一緒に伸ばします。
右側に伸ばしたら10秒キープ
その後反対にも体を伸ばします。
(10秒キープ)
※手はなるべく水平にキープしてください。
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