こんにちは!
外来リハビリテーションの川合優輝です。
このたび、「BBIT認定療法士」の資格を取得いたしましたので、ご報告させていただきます。
BBITとは、「Brain-Based Integration Therapy」の略で、神経発達症(旧:発達障害)のお子さまに対するリハビリに、機能神経学の考え方を取り入れたアプローチです。
この資格を取得するために、約1年半にわたり、定期的にセミナーや実技講習に参加し、学びを深めてきました。脳の働きや神経系のつながりを理解し、それをリハビリに応用していくという内容で、臨床に直結する知識が多く、大変有意義な時間でした。
BBITってなに?どんなことをするの?
BBITは、以下のような特徴を持ったアプローチです。
・発達の遅れや特性の背景にある「神経系の働き」に注目
・原始反射、感覚処理、姿勢制御、眼球運動など多面的にアプローチ
・神経発達症のお子さま一人ひとりの“脳のパターン”に応じた支援
特に印象的だったのは、「なぜこの子はこの動きが難しいのか?」という視点を、脳や神経の働きから解釈するという考え方です。表面的な動作だけでなく、その背景にある“神経の発達段階”や“感覚統合の状態”を丁寧に評価し、アプローチしていきます。
今回学んだことが、お子さんの動きや行動の意味を、違った角度から一緒に考えるきっかけになれば嬉しいです。
今後も、学びを深めながら、子どもたちの発達を支えるお手伝いができるよう努めてまいります。
興味のある方は、ぜひお気軽に声をかけてください!