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外来リハ

知っておきたい熱中症のサインと、だるさ解消ストレッチで夏を乗り切る!🍉

今回は、知っておきたい熱中症のサインと、暑さからくるだるさをスッキリさせる簡単ストレッチをご紹介します。ぜひ、今日から実践して、快適な夏を迎えましょう!

熱中症のサインを見逃さないで!あなたの体はSOSを出していませんか?

梅雨の晴れ間や、梅雨明け後の本格的な暑さで起こりやすい熱中症。特に高齢の方は、喉の渇きを感じにくかったり、体温調節機能が低下していることもあるため、周りの方も含めて注意が必要です。

「いつもと違うな」と感じたら、それは熱中症のサインかもしれません。主な症状は以下の通りです。ご自身の体調はもちろん、ご家族や周りの方の変化にも気づけるように、ぜひ覚えておいてください。

  • 軽度のサイン:

    • めまいや立ちくらみ: 急に立ち上がった時にフラッとすることが増える
    • 筋肉のこむら返り: 足などがつりやすくなる
    • 大量の汗をかく、または汗が出ない: 異常な発汗や、逆に全く汗をかかない
    • 体がだるい、疲労感が強い: いつも以上に体が重く、倦怠感が抜けない
  • 中度のサイン:

    • 頭痛: ズキズキとした頭の痛み
    • 吐き気や嘔吐: 気分が悪く、吐いてしまう
    • 体がぐったりする、意識がぼんやりする: 呼びかけへの反応が鈍くなる
  • 重度のサイン:

    • 意識がない: 呼びかけても返事がない
    • けいれんがある: 体が硬直したり、ぴくぴくと動く
    • 体温が異常に高い: 体を触ると熱く、皮膚が赤くなっている

これらのサインに気づいたら、すぐに涼しい場所へ移動し、体を冷やしたり(首、脇の下、足の付け根など)、水分・塩分を補給したりしましょう。意識がないなど重度の場合は、ためらわずに救急車を呼んでください。早期の対処が非常に重要です。

だるさ解消!簡単ストレッチで体スッキリ

湿気や気圧の変化で体がだるく感じるのは、自律神経の乱れや血行不良が原因の一つです。これらのだるさを放置すると、夏バテや熱中症に繋がってしまうことも。そこで自宅で簡単にできるストレッチをご紹介します。血行を促進し、体の巡りを良くすることで、だるさの軽減と熱中症に負けない体づくりに繋がります。

1. 肩甲骨まわりをほぐすストレッチ

デスクワークが多い方や、猫背になりがちな方にもおすすめです。肩や背中のだるさを和らげ、呼吸もしやすくなります。

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 両腕を前に伸ばし、手のひらを内側に向けて指を組みます。
  3. 息を吐きながら、組んだ手を前にグーッと伸ばし、背中を丸めます。このとき、肩甲骨が左右に開くのを意識しましょう。
  4. 次に、息を吸いながら、組んだ手を頭の上へ持ち上げます。ひじは軽く曲げたまま、肩甲骨を背骨に寄せるように胸を張ります。
  5. この動きをゆっくりと5回繰り返しましょう。

2. 体側(体の側面)を伸ばすストレッチ

体の側面は普段あまり動かさないため凝りやすく、だるさの原因になることがあります。深く呼吸するのを助け、体全体のリフレッシュにも繋がります。

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 片手を真上に上げ、もう片方の手は自然に下ろすか、太ももに添えます。
  3. 息を吐きながら、上げた腕と逆の方へ体をゆっくりと真横に倒します。脇腹が心地よく伸びるのを感じましょう。体が前に倒れないように注意してください。
  4. ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行います。左右それぞれ3回ずつ繰り返しましょう。

動画を見ながらやってみてくださいね✨→https://youtube.com/shorts/YS99MTvi7JE?feature=share

快適な夏を過ごすために

今回ご紹介したストレッチは、体の巡りを良くし、だるさの解消だけでなく、熱中症になりにくい体づくりにも繋がります。日頃から意識して体を動かすことで、ご自身の体調の変化にも気づきやすくなります。
本格的な夏に向けて、こまめな水分補給や塩分補給、室温管理なども忘れずに行いましょう。

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