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外来リハ

5月の体調管理のポイント!梅雨の不調、体の「だる重」をスッキリさせるセルフケア

5月も終わりに近づき、そろそろ梅雨の足音が聞こえてくる頃ですね。この時期は、気温や湿度の変化が大きく、体調を崩しやすい季節でもあります。「なんだか体がだるい」「関節が痛む」「頭が重い」といった不調を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、梅雨時期に起こりやすい体の不調と、ご自宅で簡単にできるセルフケアについてお話しします。

梅雨時期に体調を崩しやすいのはなぜ?

梅雨は、気圧の変化が激しくなる時期です。低気圧が近づくと、私たちの体は自律神経のバランスを崩しやすくなります。自律神経は、体のあらゆる機能をコントロールしているため、バランスが乱れると、以下のようなさまざまな不調を引き起こすことがあります。

  • だるさや疲労感
  • 頭痛やめまい
  • 関節の痛みやむくみ
  • 肩こりや腰痛の悪化
  • 気分が落ち込む、意欲がわかない

また、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもりやすくなるため、体がだるく感じたり、食欲が落ちたりすることもあります。

自宅でできる!梅雨の不調を乗り切るセルフケア

クリニックでのリハビリと合わせて、ご自宅で簡単にできるセルフケアを取り入れることで、さらに効果が高まります。

1. 軽い運動で血行促進!

雨の日でもできる、簡単な運動を取り入れましょう。

  • 足首のぐるぐる運動: 座ったままでOK。足首を大きくゆっくりと回しましょう。むくみ解消に効果的です。
  • 肩甲骨ストレッチ: 肩甲骨を意識して、腕を大きく回したり、背中で手を組んで伸びをしたりします。肩こりや猫背の改善に。
  • 深呼吸: お腹を意識してゆっくりと息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す深呼吸は、自律神経を整える効果があります。

詳しいやり方は一緒にYouTubeをみてやってみてね!→https://youtube.com/shorts/JRIOw1MKU44?feature=share

2. 入浴でリラックス&疲労回復

シャワーで済ませず、湯船に浸かる習慣をつけましょう。

  • ぬるめのお湯で長めに: 38〜40℃くらいのぬるめのお湯に20〜30分ほど浸かるのがおすすめです。体が芯から温まり、リラックス効果が高まります。
  • アロマを活用: リラックス効果のあるラベンダーやカモミールなどのアロマオイルを数滴垂らすのも良いでしょう。
  • 湯船でのストレッチ: 湯船の中で軽く手足を動かすと、筋肉がほぐれやすくなります。

3. 睡眠の質を改善する工夫

質の良い睡眠は、自律神経のバランスを整え、体調を回復させるために非常に重要です。

  • 就寝前のリラックスタイム: 寝る前にスマートフォンやパソコンを見るのは避け、読書や軽いストレッチ、音楽鑑賞などでリラックスしましょう。
  • 寝室の環境を整える: 湿度が高すぎる場合は除湿器を活用し、快適な室温を保ちましょう。
  • 規則正しい睡眠時間: 毎日同じ時間に寝起きすることで、体内リズムが整いやすくなります。

梅雨の時期は、心身ともにバランスを崩しやすいですが、ちょっとした工夫と適切なケアで、元気に乗り切ることができます。

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