Vol.2 「『明日から医師がいない』状況を救ってもらった」
小林 武田先生には修士・博士課程を通じ指導教授としてご指導を賜りましただけでなく、2014年に創立した医療法人久晴会 甲斐リハビリテーションクリニック創業期に生じた経営危機に際しても、言葉では言い尽くせない程のご尽力を頂きました。
武田 あの時は大変だったね。
小林 はい、あの時は開業当時クリニックをお任せしていた院長が突然の入院で「明日から診療担当出来る医師がいない」という厳しい状況に陥りました。しかしながらその様な厳しい状況に陥りながらも、武田先生を中心に多くの先生方に支えて頂き診療を継続する事が出来ました。と言うのも、突然の入院となった先生から開院後まもなく長くお勤めになることはできないというお話しがあったため、後任の院長について武田先生に何度もご相談に伺っておりました。武田先生から「現在の診療形態を維持するのなら、小林君自ら神経内科学教室の滝山教授にご相談できるお付き合いをさせて頂けなければならないよ。僕が滝山先生を紹介するのでご挨拶とお願いに行っておいでよ」と、瀧山先生をご紹介いただき、ご挨拶とともに今後のご協力をお願いしていた矢先の院長入院でした。その後は新たな医局人事がスタートして間もない時期にもかかわらず、瀧山先生には神経内科学教室から、武田先生には泌尿器科学教室から何人もの医師を派遣して頂き、「明日から医師がいない」という危機的な状況を、1日の休診だけで乗り越える事ができました。あのときには、武田先生に本当にギリギリのところを救って頂いたと感謝しています。
武田 それは、瀧山先生が協力してくれたのですよね(笑)。
小林 はい、武田先生がおっしゃるように滝山先生のご厚意と医局の皆様のご協力が有っての診療継続だったと思います。しかしながら武田先生より「次の院長候補の相談等、小林君が自ら滝山先生に相談出来る様にしなければならないよ」というお言葉と共に、滝山先生をご紹介頂いていたからこその診療継続だったと実感しています。
武田 僕は大したことはしてないよ(笑)
小林 いえいえ。それは武田先生ご自身が、他者に施した支援や協力など、いろんなことをしたてくださっているのに、したことをすぐ忘れちゃって。長くお付き合いさせて頂く中でも、それってすごいことだなと、いつも思っています。
武田 (笑)
神経内科の瀧山先生は山梨大学の名誉教授であり、現在、笛吹中央病院の院長をされていますね。(笑)。
(Vol.3に続く)